サイクリング:十勝三~幌加編

緊急事態宣言は来月20日まで延長されそうですね。
北海道の感染状況なら仕方がないけど、なかなかに辛いねぇ‥

さてサイクリングの続きです。

【十勝三股から幌加まで】 約8㎞ 走行時間30分ぐらい

十勝三股のバス停から少し糠平側に進むと、右上に入る道があります。

ここは林野庁から『森の巨人たち100選』に選ばれたハルニレの巨木への入り口になります。旧道から手書き看板を目印に右折し森の中を300mぐらい進み、河原に下りたところにその木が立っています。

ハルニレって言うと豊頃町の大きく枝を拡げたハルニレが有名ですが、ここの木はすらっとまっすぐ伸びて、周りの木々より一段高いところで枝を広げております。
自転車こぐのに飽きて来たら、ちょっと立ち寄るのもお勧めです。

次の見どころは『天狗の滝』です。
左側が開けておっぱい山が見える場所を過ぎると、小さな駐車場があります。
ここに『天狗の滝』の看板があり、見るためにはそこから矢印のように右下の川へ降りてゆきます。

国道の急な法面だけど、実はキチンと階段が付いていて、簡単に上り下りできます。

河原に下りたらもう滝の音が聞こえるはず。
音の方へ少し歩くと、

天狗の滝が現れます。
川沿いの涼しいところなので、暑くなるこれからの季節、気持ちよくひと休みできる穴場です。

その後はゆっくり下りつつ進むと、右手に『第五音更川橋梁』が現れます。

士幌線ではタウシュベツ川橋梁に次ぐ大きさのコンクリートアーチ橋で、全長109mあります。国道の滝の沢橋から簡単に見られるアーチ橋です。

ここを過ぎ数百メートル行くと、森の中に”唐突”って感じで幌加除雪ステーションが現れます。公共トイレと自動販売機があるので、ひと休みするのに便利です。
今となっては除雪ステーション以外何もない森ですが、かつてここには幌加の街が拡がっていたそうです。

今でもその名残として、幌加駅の跡が残っています。
白樺を中心とした明るい森の中に草に埋もれかけた線路とホームがある風景は、”兵どもが夢の跡”という言葉がしっくりきます。
また線路以外にも、

かつてのここに人が住んでいた名残が残っていて、趣がある場所です。

ここまでで、全体の行程の3分の2ぐらい進んだことになります。
次回は幌加からぬかびら温泉までを紹介予定です。

サイクリング:三国峠~十勝三股編

先日サイクリングしてきたコースの紹介、その①です。

【三国峠から十勝三股まで】 約13km 走行時間40分ぐらい

峠の展望台をスタートするとすぐ、三国峠橋を渡ります。

ここは、三股盆地の樹海と反対側にあるクマネシリ山塊が見える、結構眺めのいいポイントです。だけど車を止めるスペースがなく、さりとて三国峠の駐車場から歩くのも微妙に遠いので、写真を撮る人もほとんどおりません。
その点自転車だと、気に入った場所ですぐ停められるから、景色の良いところを見逃さなくっていいですよ。

そこからまたしばらく下ると、

松見大橋を見下ろす、この峠で一番有名なポイントを通ります。
二つの橋と覆道が連続する区間で、どちらも路側帯がほとんどないから運転に名充分注意してください。
またこの画像を撮ったコマクサ橋と松見大橋の間の180度カーブは路側帯の舗装がかなり傷んでいました。油断すると40キロぐらい出てしまう場所なので、安全運転で下りましょう。このコース全体に言えることですが、路側帯が結構走りにくかったです。舗装直してくれないかなぁ‥

こんな感じで約10㎞下り続けると、門型の電光掲示板が出てきます。

ここをくぐったら平たんに道になり、2㎞ほど進むと十勝三股です。
峠の上から約13km。下り坂がほとんどなので、走行時間だけだと約30分で降りてきました。

草原の中にある木造の半分壊れた建物(森林鉄道の修理庫だったらしい)を過ぎたらすぐ左に入る道があります。ここを200mぐらい進むと、広大は原っぱに出ます。

ここはかつての街の後で、そこから石狩連峰など周りの山々が見えるおすすめポイントです。天気が良かったらぜひ立ち寄ってみてね。

次回は、十勝三股から幌加までを紹介予定です。

3/15のクロカンツアー

今朝の最低気温がプラスだったぬかびら温泉です。
いや~、『4月ですか?』っていうぐらい暖かい。

そんな日に、久しぶりのツアーで三国峠の麓の方へ行ってクロカンをして来ました。

雪質はベチャベチャでしたが、板の裏に付くほどではなく、天気が良いのでハイキングとしては楽しめました。

この先の予約状況的には、残念ながら今日が今シーズン最後の歩くスキーツアーになりそうです。
う~ん、運動不足≒コロナ太りな冬だったなぁ‥

2/23のクロカンツアー:東雲湖コース

今日でツアー4日目。
そろそろ疲れが出てきたというのに、うっかり然別湖から東雲湖まで行くことになっちゃったワタクシです。

然別湖畔温泉に着いた時は曇り~吹雪の天候で、視界がかなり悪い状態。湖の対岸はおろか100m先もおぼつかないぐらいの悪天候でした。
『これは、ちょっとやってあきらめて戻るパターンかな?』と思って歩き始めました。始めたら、数百メートルも行かないうちに方角を見失って予定とは90°違う方向に歩いてた(笑)
いや~、遭難って簡単にできるんだねぇww

そこからはお客さんのGPSを頼りに東に進み、湖を半分ぐらい横断した辺りでようやく天気が回復してきました。

何とか周りが見え始めた状態。
一時は完全にホワイトアウト

湖を横断した頃には天気も回復して、日が差してきました。
こうなると、がぜん元気が出るもんですねぇ。

そしてここから東雲湖までの間は、トレースが残っていたので迷う事もなくたどり着けました。

去年の初夏以来の東雲湖です。

とはいえ、当たり前だけど雪の覆われて単なる原っぱみたい‥
それでも周囲に生えてる松の感じや、雪原から飛び出している枯れ草に東雲湖の雰囲気を味わうことができました。

ちなみに距離は片道約3km。所要時間は、行きが迷ったりもしたので約1時間20分。帰りはほぼ休みなく歩いて1時間ぐらいです。
今のところ雪質もいいので、半日ぐらい歩くには気持ちがいいコースですよ~。

2/22のクロカンツアー:十勝三股コース

今日はいい天気の中、お馴染みのお客さんと二人で歩くスキーをして来ました。
というか、三股山荘に行きたいのがお客さんのメインかな(笑)


歩いたのは、十勝三股から東に延びている14の沢林道。
大きな原っぱから、石狩連峰が見える場所です。

そのままラッセルしていくと、

道路の先に西クマネシリ岳の頂上が見えます。

20年ぐらい前は、ここが整備された歩くスキーコースになっていて、5キロぐらい奥の高台までお客さんと行ってたけど、今は圧雪されてないし何より俺もお客さんも”イイお歳”なので💦、テキトーに一時間ぐらい歩いて、おにぎり食べて出発地点に戻ってきました。

その後は、三股山荘→幌加温泉という実にウチらしいコースでくつろいで、宿へと戻ってまいりました。

2/14のスノーシューツアー

なんと、3日続けてのスノーシューツアーになりました。
おかげでスノーシューの装着速度が上がったけど、体が少し痛くなってきた😢

ということで?今日はタウシュベツ橋を対岸から見るうち本来のコースです。
森を抜け、割れ始めた音更川の川べりまで30分ぐらいで行くことができました。


割れた氷と、タウシュベツ川橋梁。

みんなで写真撮っていたら、橋の右側から林道を歩いてきた人たちが現れました。がんばって4キロの道を歩いてきたんだねぇ‥
この後強い冷え込みがあれば、林道の踏み跡が締まって歩きやすくなるかもしれません。とはいえ往復8キロ以上だから、結構しんどいですよ。

2/13のスノーシューツアー

今日もお一人のお客さんと、スノーシューツアーに行ってきました。
このお客さん、昨日ガイドセンターさんのツアーで離れたところからタウシュベツを見たそうなので、タウシュベツ以外の廃線跡めぐりしてきました。

まずは糠平の南側にあるアーチ橋へ。

第二音更川陸橋。冬に来たのは初めてです。
「なるほど~、こう見えるんだね」って感じ。

そしてダムの展望台へ。

はるか遠くに、ガイドセンターさんのツアーで歩く人が見えました。

そうそうダムの堰堤直下の氷の上に、ソリに載ったワカサギテントらしきものが落ちていました。はるかここまで風に飛ばされてきたんだねぇ。危険過ぎて取りに行けないのが残念です。

そして再びの第五音更川橋梁。

橋脚の川面から1mぐらいの所にタウシュベツみたいに氷が張り付いたり、河畔に厚さ10センチぐらいの氷の板があるんだけど、どうやってできたんだろう?
ここは川の流れが急だから、水面が凍ることは無いと思うんだけどなぁ‥

と、まあこんな感じで、今日もお客さんに合わせてオンデマンドなツアーしてきました。