【長いです😓】
2016年の大雨で林道が崩壊して、実質的に登れなくなっていたウペペサンケ山。
温泉街の西側に見える、ぬかびら住民にとっては一番見慣れた山です。
この度ガイドセンターさんや各方面のご協力で、壊れた林道ではなく昔の登山道を復活させる形で、ウペペサンケ山に再び登れるようになりました~👏
このルートを使えば、壊れた林道を歩くよりも片道2.8km短くて済むそうです。
という事で、昨日その通称”短縮路”を歩いてきました。
登山口は以前と同じ糠平川林道。国道から2kmちょっと入った場所です。(ユースからは3km)
車止めがあり、脇に2台ぐらいなら車を止められます。
が、
もし停められなかったら方向転換も出来ない狭いところなので、この手前100mぐらいの場所に空き地があるのでこちらがお勧めです。
15台ぐらいは止められそうな広さです。
林道の右側に出てくる白い建物(浄水場)を過ぎ、S字カーブ(四角いカーブミラーあり)を抜けたら50mぐらいで左側にこの空き地が現れます。
車を止めて林道を約1km歩くと、(一つ目の)カーブミラーが出てきます。
この手前を矢印のように右に曲がります。
入り口に水色のテープが巻かれた杭が立っていました。
笹もしっかり駆られているので、カーブミラーさえ見落とさなければ大丈夫です。
ここから坂を下ると、すぐに小さな沢を渡ります。(一つ目の渡渉地点)
渡ると言うより、跨ぐといった感じの狭さです。
ちなみにこの短縮路には、画像に写っているような黄色いテープが目印につけてあるので、迷う心配はほぼないでしょう。
さらに300mぐらい行くと、二つ目の渡渉地点が出てきます。
こちらはちゃんと“川”ですねぇ‥
昨日はたぶん水量が少なかった方だと思うけど、それでもくるぶしぐらいまでの水深がありました。
ガイドセンターの方に「スパッツがあるといい」と聞いていたので、行きはスパッツを履いて濡れずに渡渉。帰りは試しに履かずに渡渉してみましたが、履かなくても少し濡れる程度です。むしろ、渡りやすいように置かれた”らしい”木や石のがぐらぐらしていて安定感がなさそうだから、それでコケるよりはバシャバシャ渡った方がいいとも思います。
ここを越すとしばらく歩きやすい道が続きます。
色づき始めた森の中をのんびり歩きます。
さきほどの川から1㎞ぐらい歩くと、三つ目の渡渉地点が現れます。
ここも一つ目と同じで川そのものは簡単に渡れますが、渡った後の登り斜面(赤で囲ったところ)が短いけど急斜面です。
雨が降った後などは滑りやすいので注意が必要だと思います。
また歩く人が増えて来たら、崩れていきそうな気もします。
この急斜面を過ぎ平らなところを200mぐらい行くと、また少し急な斜面を登ります。これを登りきったところが崩壊した林道です。林道に出たら右側を見ると、10年ぐらい前まで使っていた登山口が見えてきます。
登山口側から見た状況。
歩いてくると、画像左の笹原から林道に出ます。出たら看板の所まで歩いて、そこを左に曲がって登ります。
50mぐらい登ると虎ロープ(黄色と黒)の張られたところに出て、ここで2016年まで使われていた登山道と合流します。
下山する時に見る状況。
登りはそのまま斜面を登れば問題ないですが、下りはうっかりすると道がはっきり残る右に曲がっちゃうかもしれません。ご注意ください。
ちなみに駐車場からこの合流地点まで、57歳、小太り、運動よりお昼寝派のワタクシで約70分かかりました。昨日はたまたま知り合いの木村くんと会った(というか追い越されたw)のであとで聞いてみたら、同じところを45分で登ったそうです。(まあ、彼はトレーニングがてら半分走ってたみたいだけどねww)
そして帰りは、約60分で戻ることが出来ました。
という事でこの短縮路を使えば、ウペペサンケ山は再び日帰り登山ができる山になりました。(ピークの一つ)糠平富士まで、たぶん登り5時間下り4時間ぐらいだと思います。
来年の登山の候補に、ウペペサンケ山もぜひ入れてね~。