最後のツアー

今年のグリーンシーズン最後のツアーは『アーチ橋めぐり』でした。

参加者はお1人だけだしリピーターさんなので、今まで行かないところにも行ってみました。


音更川第二陸橋

ぬかびら温泉から帯広方面に6キロぐらい行ったところにある、糠平ダムができる前に使われていた旧線の橋です。
この上の斜面にもダムが出来た後使われた新線の『下の沢陸橋』というコンクリートアーチ橋があります。

その二つを見た後は森の中の道を進み、

第一糠平トンネル(糠平側出口)へ
フェンスがあって残念ながら入れませんが、金網越しに覗くとレールが残っているのが見えます。

トンネルの反対側は大きい築堤があって、その上を歩いて第二糠平トンネルまでいってみました。

この第一、第二トンネルの中間に『大沢川』というおそらく仮設の駅があったと、上士幌教育委員会さんがまとめた資料にあります。
ちょっと興味があってここまで来たけど、分かりませんでした。


第二糠平トンネル側から見た線路跡

何かは分からないけど、結構大きなコンクリートの構造物があるので、おそらくこの左側に駅あったんだと思うけどなぁ…
お好きな方は探検してみてください。

こんな感じで午前中いっぱい糠平の南側で遊んで、午後は糠平の北の方へ。


幌加駅跡はカラマツがちょうど黄葉の見ごろです。
この辺では一番最後に色づく木なので、カラマツが色づくと『秋も終わりだなぁ』と少し切ない気分になります。

その後はタウシュベツ展望台へ、

橋の南側は湖水に沈みかけていますね。
あと1.5mぐらいで完全に水没です。

そして最後に五の沢橋梁を見て、宿に戻ってまいりました。