昨日は一人もお客さんがいなくて、自動的に休館日。
『グリーンシーズンが終わったなぁ』と実感した一日でした。
時間に余裕があるので、買い出しの途中ナイタイ高原牧場にも行ってきました。
カラマツの黄葉と牧草地の緑という、鮮やかな世界が広がっていました。
ちなみにナイタイ高原牧場に行くのは今年初めてです。
あんなに夜の観光案内でおすすめしてたのにねぇ(^^;
さてグリーンシーズンを振り返って感じたのは‥
・7月下旬からお盆にかけてのトップシーズンに泊まりに来てくれた人が少なかったこと。
・その代わり8月後半から9月前半の、例年お客さんが減る時期にあまり減らなかったこと。
・またご家族連れの方で食事をとらない方が増えたこと。
その結果、客単価は昨年より下がったけど、宿泊者数自体は増えたのでまあまあいい年でした。
以上の事からぼんやり思うのは、『旅に出たいという気持ちはみんな持ってるんだけど、お金を切る詰める傾向になってきたのかなぁ』ということ。
しばらく前から観光業界の印象として、富裕層向けとか上質なサービスとかが良し!みたいな傾向を感じてたんだけど、ここにきて日本人がその流れに金銭的についていけなくなってきた、というか宿にはそこまで求めていないんじゃないでしょうか。
もしくは日本人の中で経済的な格差が広がって”中流”って言われる層が薄くなってきたんじゃないでしょうか。
年間を通じて同一料金かつ比較的低料金でやってるうちみたいな宿にとっては、お客さんを掴むチャンスな気がするけど、うちと同系統のお宿の皆さんは今年の入込どうだったんでしょう?機会があったら聞いてみたいです。