6/12のサイクリングツアー・続報

 先ほどお迎え場所の士幌町のスーパー『アスポ』まで行ったところ、6名さまのうちお二人が『ユースまで自力で帰る』とのこと て、あと35㎞ぐらいあるし、上り坂ですけど‥‥
 こんなに暑くてバテやすい日なのに、しかも途中でカヌーに乗っているのに、凄いですねぇ。

頑張ってくださ~い!


P (2010年06月14日 22時25分)
このとき、自転車で宿まで走った者です。
あの日は、ずーと下りで物足りなくなり、宿まで帰ろうと思いました。大雪山国立公園入口というバス停までは、たいした事なかったですが、そこから、トンネルを抜けると上り坂、というのが3回繰り返されしんどかったです。
トンネルが峠だと、だまされた気がしました。
昔、モンゴルを自転車を走った時、向い風が強くて下り坂でもこがないと進まない時よりは、さわやかでした。
終わっての温泉の効用が、感じたい方には挑戦の価値ありです。

せんべぇ(2010年06月15日 23時37分)
pさま
コメントありがとうございます。モンゴルでも走っていた方だたんですね どうりで、あの暑い日に楽々と帰っていらっしゃったわけだ(笑) 次は自転車だけお貸ししますので、ぬかびらからすべて自力で一周してみてはいかがでしょう 挑戦、お待ちしています。

6/12のサイクリングツアー

 今日もまた快晴のぬかびらです
 そんな中、6名さまのグループが幌鹿峠から然別湖方面へサイクリングへお出かけになりました。YHの自転車は6台しかないから、今日は今シーズン初のMTB全力出動です。

行っていらっしゃ~い!

 然別湖では『ボレアルフォレスト』さんのガイドでカヌー体験をして、さらに自転車に乗って、士幌町まで走るご予定です。天気が良いから湖の上も気持ちが良いだろうなぁ。家の中でせっせと料理の仕込みをやっていると、うらやましさで爆発しそうです

 そういえばこの方々、昨年もサイクリングにお越しになって、その時も良い天気だったです。運が良い人達っているものですね。

夏らしい一日

 今日の午前中は抜けるような青空のぬかびら源泉郷でした。
 
 ところが‥‥
 買い出しで帯広に向かうと、清水谷ぐらいから先は曇って肌寒いくらいの陽気です。これは夏の十勝の一つのパターン。十勝平野は(海から流れ込む湿気のせいなのでしょうか)なんとなく曇った感じなんだけど、国道を北上すると糠平ダムあたりから急に晴れてくるんです。おそらくぬかびらの南側になる山が雲を遮っているのでしょうね。
 そんなわけで夏場になると、天気は帯広よりも旭川に近い気がします。夏にご旅行を計画されている方、ぬかびらに来る時は旭川の天気予報を参考にした方が良いですよ~

ホテル時代

 トマムの民宿には1991年12月から1993年3月までお世話になりました。実際に働いてみて、とりあえず宿泊業が嫌いではないようなので、目標に向けさらに進むことになります。宿の仕事で基本は、接客、調理、経理(経営)だなぁと思い、その中で経理的なことは専門の人に任せた方が効率よさそうと判断して、接客と調理の勉強をする事にしました。
 仕事を探しに帯広の職安に行くと、十勝川温泉の『湯元グランドホテル雨宮館』というところを紹介してくれ、こちらで、1993年4月からフロント係として働くことになりました。

当時の十勝川温泉街

 うちのお馴染さんやスタッフからすると、『え~、寝癖のままでお客さんの前に出るような奴にホテルのフロントが務まるのか』 と驚かれそうですが、大丈夫、さすがに当時はちゃんと寝癖を直してから出て行きました。寝癖OKになったのは、やはり自分の宿だから。まあ、“宿主がこのくらいゆるいと、お客さまも気楽に過ごせるでしょ”と、開き直ってみるワタクシです。

 で肝心の仕事の方はというと、たぶん、自分には向いている仕事ですね。今まで工場や営業、事務、民宿での調理補助と比較的いろんな分野の仕事をしてきたけど、仕事そのものは一番楽しくできました。でも、まあこの仕事で一生喰う予定ではなかったので、調理の勉強ができるところを探して、勤めて半年後の1993年9月までで辞めてしまいました。
 そんなお世話になった雨宮館ですが、去年倒産してしまったですねぇ 十勝川温泉のメインストリートにあるから、閉じたままだと他のお宿さんにもダメージがあって気の毒。誰か買い取って復活するといいですね。と言う前に、ぬかびら温泉も同じ状況でした お金が余っている人は十勝川の前にこっちに投資してくださ~い!


やま (2010年06月11日 08時59分)
ぬかびらYH別館オープンなんてどうですか・・・

せんべぇ(2010年06月12日 00時06分)
 雨宮館、客室数80以上あったと思います。ユースの総客室数8室を埋められない私にはおこがましいかと。
 それに、どうせ別館を作るなら暖かいところが良いなぁ 夏はぬかびら、冬は沖縄なんて、暮らしたら楽しそう(笑)

6/9のアーチ橋ツアー

 ここ数日と比べると、薄い雲が広がり過ごしやすい一日でした。そんな中、お一人のお客さまとアーチ橋巡りに行ってきました。

 今回はまず『第4音更川橋梁』を見に行きます。この橋は中央が鉄製の橋だったそうですが、今はその部分がなく、音更川の両側にコンクリートのアーチ橋が残っています。使われなくなって長い年月が立っているので、橋の上では木がかなり大きく成長しているのが特徴です。
 その後『第3音更川橋梁』を見てからタウシュベツへ。

 う~む、完全水没。でも、何度も来ている俺の目から見ると水面下に黒っぽくアーチ橋の上端が見える、と思うのですが、お客さんには『わからん』と言われてしまいました

 その後、幌加駅の跡を歩いてから、

 森の中にたたずむ『第6音更川橋梁(下図)』へ。この橋は国道から200mぐらい離れているだけですが、入り口が分かりずらいので、ほとんど訪れる人のいない穴場のアーチ橋です。なお、この写真を撮ったあたりは崩れやすい崖になっています。くれぐれも気をつけてくださいね。

 最後に三股山荘に行ってお昼を食べ、林道沿いにあったタランボを採って帰ってきました。Uさま、タランボのてんぷらのお味はいかがでした?


aimee-hoku-mahina (2010年06月10日 23時27分)
いいですね
第四はずっと探していましたが、ずっと見つけられず、でも、去年通りすがりにようやく見つけることが出来ました
けど、国道から無理矢理写真を撮ったのみです。下には下りたことがありません。

せんべぇ(2010年06月12日 00時03分)
第4音更川橋梁は、国道から見下ろすとかなり遠くに見えますが、歩いてみると意外に簡単ですよ。川もダムが放流しているとき以外はほとんど流れもなく、怖いところはありません。しいて言えばササやぶを少し通るので、ダニに注意しましょうね。あとヒグマもね(笑)
 来週ぬかびら源泉郷にいらっしゃったときに寄ってみてはどうですか?

aimee-hoku-mahina (2010年06月13日 23時59分)
一応その予定です☆
けど…ダニも怖いけど…
やっぱり熊が怖いです…
怖さ故に行動出来ない私(苦笑)

せんべぇ(2010年06月14日 00時10分)
今年はクマの話題が多いですからねぇ
ガイドセンターのツアーに参加して、(身を以てお客様を守るであろう)ガイドさんと一緒に行くのがいいともいます。ユースのツアーは俺が最初に逃げる予定なので、お勧めできませーん!

だいこんさらだ (2010年06月14日 00時18分)
第6音更川橋梁・・・。懐かしい・。
俺が去年撮ったアングルと同じすぎる。
この下の川原も、なんか大理石のような質感で独特の景観でした。

せんべぇ(2010年06月14日 16時42分)
だいこんさらだ さま
コメントありがとうございます。第6音更川橋梁は木に囲まれているので、やっぱ写すならこの角度になりますよね。本当はもう少し横から撮りたいんですが、木が邪魔をして‥‥ いい橋で、周りの景色も悪くないのに残念です。アーチ橋友の会さんでも木を切ってくれないかなぁ。と他力本願な私です。

摩周湖YHまでお出かけ

 今日は朝食を作ってから摩周湖ユースさんまで往復してきました。この夏以降に始まるお客様向けの取り組みについて説明会が目的です。いや~、さすがに朝食作って、往復して、会議に参加して、夕食作ると疲れるねぇ とっても充実した一日でした。
 まあ、とてつもなくいい天気だったので、ドライブそのものは楽しかったよ~

 元のスタッフ“かおりちゃん”が好きだった、阿寒湖のあるパン屋さんによって、お豆の入ったパンも買ってきました。

 しかしかおりちゃん、ヘルパーの昼休みにこんなところまで出没していたとは うすうす感じていたけど、やっぱ君は変な人で~す

 で、肝心の夏以降の企画については、もう少ししたら、うちのHPや北海道YH協会のHPで告知できると思います。お楽しみにね!


aimee-hoku-mahina (2010年06月09日 00時16分)
摩周湖行ってみたいんですよね〜。まだ行ったことがなくて…

せんべぇ(2010年06月10日 00時11分)
私は何回か行ったことがあるけど、まだ夏に晴れたことがありません。
で、今回は絶好のチャンスだったんだけど、会議が長引いて摩周湖を見ることができませんでした
ホント、残念。

かおり (2010年06月09日 00時52分)
あら?

あたくしのことを呼んでいる??

変かなぁ?
でも美味しかったでしょ?

せんべぇ(2010年06月10日 00時13分)
阿寒湖畔に着くまではすっかり存在を忘れていたけど、不意にかおりちゃんのことを思い出して買ってきました。
お味は‥‥ 妻と娘にほとんど喰われて、俺は長女の食べ残し(ちょっとカピカピしてる)しか与えてもらえませんでした

砂漠のノミ

 ここ数日、いろんな人から『how to makeせんべぇ見ているよ』と言われます。嬉しいです。嬉しいんだけど、結構きついっす。今日も運動会で元糠平郵便局員のO氏に言われました。プレッシャーかけるのは止めてくれ~(笑)

 さて、宿屋をやりたいという目標を立てたのはいいけど、まずは自分が宿泊業に向いているのか確かめようと考えました。そこで家族経営規模の施設で働き口を探して、占冠村トマムにある『旅の宿・たちじゃこう』で働かせていただくことになりました。1991年12月、27歳の頃だから、かれこれ19年前なんですね。
 ここは富良野出身のオーナーさんが脱サラして始めた宿で、冬場はスキーのお客さん、春から秋にかけてはトマムリゾートの建設工事にかかわる業者さんが泊っていました。

 当時はリゾート建設の最後の頃で、アメリカ西部の開拓地を思わせるようなちょっと殺伐とした、でも活気のある時期でした。

 オーナーさんが脱サラ組なので、同じような自分に目をかけてくれ、お金をためる方法や金融機関との付き合い方、仕入れの方法など、本当にいろんなことを教えてもらいました。
 なかでも一番記憶に残っているのは『砂漠のノミ』の話し。

 サハラ砂漠のような何にもないところにもノミが住んでいるんだ。一日中ずっと砂の中に埋まって生きてるけど、運が良いとラクダが通りかかるので、それに飛び移ってラクダの血を吸って生きて行けるんだよ。でも、そんなノミはほんの一握り。ほとんどのノミはラクダと出会わず砂漠の中で死んでしまう。でもね、しおちゃん(と、呼ばれていました)。その万が一ラクダに出会えた時に、しっかりジャンプできるように準備をしなきゃならないんだ。俺らは砂漠のノミみたいなもんだから、準備して、準備して、それでもほとんどの奴はチャンスに巡り合えないけど、だからといって準備しなきゃいざラクダが来たときに飛びつけないぞ。

 これを聞いた時は、全くその通りだと思ったね。『宿屋をやる』と言ってはみたものの、十中八九は無理だろうと思っていたし、たとえ宿を始めたとしても上手くいく確率は10分の1ぐらいかな。という漠然とした不安感はあったけど、同じように考えていて、それでもなお且つ実際に宿をやっている人を目の前で見て、ようやく本気で頑張る気になれました。

 約1年半の間、このトマムでいろんな体験をさせていただいたうえに、開業した時には食器や布団を格安で譲っていただき、さらには“初代ユース号”まで開業祝いとしてプレゼントしてもらいました。ここのオーナーには、本当に足を向けて眠れませ~ん!

 横のドアが壊れていてきちんと締まらなかったり、マフラーに穴があいていて500メートル先からでもその存在が分かるという“楽しい”車でした。


がちゃ@東京 (2010年06月11日 22時42分)
初代・YH号はがんばっていたよねぇ。
エンジン音と振動からは
“なんて乱暴な運転なんだぁ~”
としか思えなかったし。。 

ペアレントさんよりも酷使されていたのでは(^_^)

せんべぇ(2010年06月12日 00時07分)
本当に頑張ってくれました。20万キロ以上走り、最後は-15℃以下になるとエンジンがかからないのであきらめましたが、あいつがあってこそぬかびらYHもここまで来られた気がします。