シーズン最後のサイクリングツアー、かな?

今日は晴れて風のない、いいサイクリング日和でした。


今日はこんな穏やかなのに、週の後半にはかなり寒くなる予報が出ています。
サイクリングツアーでここに来るのも、今シーズン最後かなぁ?

お客さんを送った後、久しぶりに十勝三股の原っぱへ立ち寄ってみました。

一度は雪の降った石狩連峰も、今はすっかり融けたみたいです。


紅葉は、場所によってはまだまだ見頃ですよ~。
日当たりや風向きに寄るんだろうけど、車を止めて見たくなるレベルです。

7/9のサイクリングツアー

今週は月曜日頃からずっと曇り空です。
今朝も糠平は雲に覆われていて、「お客さんのサイクリングツアーも曇りor霧の中かな?」と申し訳ない気持ちで三国峠に向かっていたら、


十勝三股まで行ったら、晴れてた❣
山の上の方は残念ながら雲の中ですが、久々の青空です。
シーズン終盤のルピナスも、日が当たるとまだまだ綺麗に見えますねぇ。

ちなみに三股から三国峠への道路沿いは、まだ見ごろなところがありました。

もう数日はきれいそうです。

埼玉から来てくれたご夫婦の方、楽しんで帰って来てね~。

6/26のサイクリングツアー

緊急事態宣言が明けて初めてのサイクリングツアーで、三国峠まで行ってきました。


天気、良すぎ(笑)

交通量は少しずつ増えてきたけど、まだまだ例年に比べれば少ないので、サイクリングしやすいですよ~。

ちなみに三国峠カフェさんは、店内での飲食を再開していました。また三股山荘さんも営業を再開しています。

サイクリング:清水谷~上士幌編

今日は真夏のような暑さ。ぬかびらで28℃ぐらい、上士幌では30℃ぐらいまで上がったみたいです。あ~、サイクリングは昨日にしておいてよかった☺
というわけで、続きです。

清水谷からそのまま国道を走っていけば最短なんだけど、風景が単調なので東側の丘に上がるのがお勧めです。

【清水谷から上士幌まで】 約18km 走行時間1時間20分ぐらい

駅の跡からちょっとぬかびら側に戻り、足寄町芽登への道に入ります。

ここから約2㎞が、このコース最大の難所。
「もしかしたら三国峠を登る方が楽じゃね?」と思うような坂をひたすら上り続けます。(15~20分ぐらいかかると思う)
登り続けて、少し坂が緩やかになり頂上っぽくなってくる頃、右に分かれる道が出てきます。


分岐のところに木陰があるので、ちょっと休みましょう。というかオレは息が上がってしまい💦、ここで一休みしました。

その後は画像のような舗装道路を道なりに、ゆるやかに下り続けます。
振り返れば、

ニペソツ山(右)とウペペサンケ山(左)といった東大雪の山並みが見え、
東側には、雌阿寒岳が見える場所もあります。

このような景色の中を約5キロ進むと、

こんな分かれ道が出てきます。
メインの道は左に曲がりますが、そちらに行くと上士幌市街地と離れすぎるので、ここはまっすぐの方へ進みましょう。

右手にナイタイ高原の山を見ながらしばらく走るとT字路に出るので、ここを右折します。そのまま道なりに進むと萩ケ岡駅跡のそばで国道に出ますが、お進めた途中の廃校になった萩ケ岡小学校の角を左折するルートです。

左折後はまた右手にナイタイ高原を見ながら丘の上をゆるやかにアップダウンした道が続きます。

こんな感じですねぇ。(ここは上記ルートからちょっとそれたところ)

そのうちに国道241号線(足寄へ行く国道)と斜めに交差します。近いのはここで右折して国道を走るルートですが、交通量が多く路肩も狭いので国道はパスして横断しちゃいましょう。そのまま南へ少し走ったらT字路に出ます。ここを右折し少し走ると上士幌の市街地です。

ここまでぬかびら温泉から走るだけで約2時間10分。距離や時間は三国峠コースとおんなじぐらいだけど、上り坂が多い分こっちの方が少し疲れるかもしれません。また平野に出てからは

最後は「道の駅かみしほろ」でトカトカのパンを買って、

十勝バスに乗ってぬかびらまで帰りました。
いやぁ、バスは楽でいいね(笑)

ツアーでご参加のお客さんは、午後ユースの車で上士幌や士幌まで迎えに行きます。またひがし大雪自然館では、レンタサイクルの乗り捨てサービスをやっている(ハズ)ので、それを使ってこのコースを楽しむこともできるよ。

ちなみに俺の自転車は、夕方子供の迎えにもう一度上士幌まで来なきゃいけなかったので、それまで道の駅さんに停めさせていただきました。一人ぼっちで寂しくさせてごめんよ~。

また、自転車乗ってきた:ぬかびら温泉~清水谷編

今日は天気が良いしお客さんもいないのでw、またユースの自転車ツアーを自分でやってきました。これって、自作自演というのかな?

【ぬかびら温泉から清水谷まで】 約12km 走行時間50分ぐらい
※糠平湖展望台に寄ると、距離が1km、時間が10分増えます。

今日行ったのは、十勝平野コース。
ユースを出発して南に下るコースです。
温泉街を出ると、すぐにトンネルが現れます。

このコース、出だしにトンネルが連続して出てきます。
特に最初の3つのトンネルは、歩道が狭くて走れないので、車道を突っ走るしかありません。三国峠コースのトンネルと違って、上り坂もあったり距離も長いので、事故には注意して頑張って走り切りましょう。

3つ目のトンネルを抜けたところで右に曲がり、500mぐらい行くと、糠平湖展望台に出ます。

湖のほぼ全景と、東大雪の山が一望できる好立地にある展望台。
距離も宿から4キロ位なので、少し時間が余った時のおすすめスポットです。

一旦来た道を戻り、国道のトンネルを一つ抜けると、

「糠平大橋」から左手に糠平ダムが聳え立っています。
そして背後の山は、ニペソツ山です。

橋を渡ると一気に坂を下り、層雲峡のような柱状節理の崖を見つつ走ると、ちょっと上り坂😢。
ここを登った場所が「黒石平」かつては小学校まであった集落でしたが、発電所の工事が終わると人も去り、今では誰一人住まない土地になってしまいました。
ちなみに2000年ごろまでは『ぬかびら電力館』というダム会社がやっていた施設がありました。ぬかびら便り2000年4月号にちょっと出てくるので、興味がある方は読んでみてね。

そんな黒石平ですが、士幌線のアーチ橋「第三音更川橋梁」を見に車を止める方が増えてきました。

特に去年、補修工事と共に線路を敷き直したので、廃線跡のアーチ橋らしくなりました。

ここを過ぎてしばらく行くと、上り坂が出てきます。

山のぬかびらから十勝平野に下るはずなのに、なんでだよ!という気分になりますが、越えたら気持ちのいい坂が待っているので、少々頑張ってね。

その下り坂を下り切ったところから、道の両側に牧草地が現れます。ついに十勝平野に達しました。

そして足寄町芽登への分かれ道を過ぎて300mぐらい進むと、

右に入る舗装道路が出てきます。
この道の突き当りが”たぶん”清水谷駅の跡。
道に両側にあった廃墟も、だいぶ減ってきました。

次回は十勝平野コースの後編、上士幌市街地までを紹介します。

サイクリング:幌加~ぬかびら温泉編

今日は朝から糠平も雨。
この後まとまって降りそうなので、タウシュベツ橋が今月中に沈むのではないかと心配でございます。

さてサイクリングコース紹介の3回目。三国峠コース最終回です。

【幌加からぬかびら温泉まで】 約12km 走行時間60分ぐらい

幌加の除雪ステーションから1kmほど進むと、左にタウシュベツ橋へ行く林道の分かれ道が出てきます。ここを過ぎるとすぐ『丸山橋』という大きめの橋があります。

下を流れるのは、音更川。
秋の紅葉シーズンは、きれいな場所です。ただ歩道は無いし路側帯も狭いので、車に要注意です。
要注意と言えば、この前後の区間でスピード違反の取り締まりが時々あるよ😓
安全運転を心がけましょうw

ここから2㎞ぐらいで、『タウシュベツ展望台』の駐車帯が出てきます。

長い直線道路が始まったら左に看板と駐車帯が出てくるので、展望台の入り口はすぐわかります。

展望台へは整備された道を180m。ここはごくまれにヒグマの目撃情報がある場所です。ユースの自転車にクマ避け鈴が付いているので、不安な時は外して鳴らしながら行くといいよ。

森のはずれ、糠平湖の崖の上が展望台です。

ちょっと遠いけど、ここからお手軽にタウシュベツ川橋梁が眺められます。

展望台を過ぎ少し行くと、道は緩やかな上り坂となります。
もうこの辺りはぬかびら温泉と標高差がないので、帰ってくるためには頑張ってこぐしかありません。距離にして約8㎞。全行程のたった4分の1だけどエネルギーはたぶん2分の1ぐらい使います。
頑張ってね~!

そして温泉街まであと3kmぐらいまで来たら、
道路から見え、上を歩くこともできる3の沢橋梁が現れます。
この橋を渡って、湖側に階段状の道を下りると5分ほどで湖畔に出ることができます。糠平湖に沿って走るルートですが、湖畔に下りられるのはここだけなので、時間があったら立ち寄ってみてね。
またこの3の沢には『エコレール』という、自転車を改造したトロッコに乗るイベントも行われています。エコレールについて詳しくはこちら→

さて3の沢を過ぎたら、2階上って2回下るコース最大の難所に差し掛かります。まあ、とはいえそれぞれの登りは数百メートルの長さなので、疲れていたら自転車を降りてコロコロ押して上がるといいと思います。がんばって漕いでも、押して歩いてもユースに着くのは10分ぐらいしか違わないからね。

ということで、3回に分けてサイクリングツアー三国峠コースの様子をアップしました。
所要時間は、純粋に自転車に乗ってる分で2時間強ぐらい。それに休憩時間を足してゆくと、3~4時間ぐらいのルートになると思います。

ぬかびらユースへお泊りの際は、連泊して自転車でゆっくり遊んでくださ~い。

 

サイクリング:十勝三~幌加編

緊急事態宣言は来月20日まで延長されそうですね。
北海道の感染状況なら仕方がないけど、なかなかに辛いねぇ‥

さてサイクリングの続きです。

【十勝三股から幌加まで】 約8㎞ 走行時間30分ぐらい

十勝三股のバス停から少し糠平側に進むと、右上に入る道があります。

ここは林野庁から『森の巨人たち100選』に選ばれたハルニレの巨木への入り口になります。旧道から手書き看板を目印に右折し森の中を300mぐらい進み、河原に下りたところにその木が立っています。

ハルニレって言うと豊頃町の大きく枝を拡げたハルニレが有名ですが、ここの木はすらっとまっすぐ伸びて、周りの木々より一段高いところで枝を広げております。
自転車こぐのに飽きて来たら、ちょっと立ち寄るのもお勧めです。

次の見どころは『天狗の滝』です。
左側が開けておっぱい山が見える場所を過ぎると、小さな駐車場があります。
ここに『天狗の滝』の看板があり、見るためにはそこから矢印のように右下の川へ降りてゆきます。

国道の急な法面だけど、実はキチンと階段が付いていて、簡単に上り下りできます。

河原に下りたらもう滝の音が聞こえるはず。
音の方へ少し歩くと、

天狗の滝が現れます。
川沿いの涼しいところなので、暑くなるこれからの季節、気持ちよくひと休みできる穴場です。

その後はゆっくり下りつつ進むと、右手に『第五音更川橋梁』が現れます。

士幌線ではタウシュベツ川橋梁に次ぐ大きさのコンクリートアーチ橋で、全長109mあります。国道の滝の沢橋から簡単に見られるアーチ橋です。

ここを過ぎ数百メートル行くと、森の中に”唐突”って感じで幌加除雪ステーションが現れます。公共トイレと自動販売機があるので、ひと休みするのに便利です。
今となっては除雪ステーション以外何もない森ですが、かつてここには幌加の街が拡がっていたそうです。

今でもその名残として、幌加駅の跡が残っています。
白樺を中心とした明るい森の中に草に埋もれかけた線路とホームがある風景は、”兵どもが夢の跡”という言葉がしっくりきます。
また線路以外にも、

かつてのここに人が住んでいた名残が残っていて、趣がある場所です。

ここまでで、全体の行程の3分の2ぐらい進んだことになります。
次回は幌加からぬかびら温泉までを紹介予定です。