ひびきの卒業式


3/1は、長女・ひびきの高校卒業式でした。

過ぎて見ればアッという間の18年だった気がします。
そして寂しい(笑)

4月からは進学のため、糠平を離れることになります。
今までひびきをかわいがってくれたヘルパーさんやお客さん、本当にありがとうございました。
本人に代わり、お礼申し上げます。

ヘルパーさんお勧めの一冊

お正月ヘルパーのみえちゃんが「面白いから読んでみて」と置いていった一冊。

歩いて四国88カ所巡りをしたり長野の山でバイトする人から、まさかのビジネス書😮 人は見かけによらないねぇ(笑)
というか、うちの経営方針に不安を感じてこの選書なのか???

読み始めたら、面白くって一気に読了。
”人に伝える”ということをもっと真剣にやんなきゃだめだ、と気付かされました。

もう一つ感じたのは、商売に対するスタンスの違い。
高田さんの、成功したらそこを土台にさらに発展していくような人生は、怖くて到底真似できない。自分は商売を始める時に、”ここまで出来たら成功”とゴールを決めていて幸いほぼ達成できたから、もう無理して拡大なんかしようと思わないもん。

いやぁ、これが天才と凡人の違いなのかなぁ?
本を読んでる限りでは面白いけど、よほどの才がない限り真似しない方がいいよ、と老婆心ながら忠告させていただきます。

塩崎家、豪遊

昨日の午後は知り合いの披露宴、そして今日は朝から長女の試験と、帯広で用事が重なったので土曜日は宿をお休みして、家族で十勝川温泉にお泊りしてきました。

お宿は元ヘルさんが働いている『十勝川温泉 第一ホテル』。
『チェックインが遅いし、朝も早いから泊れればいいです。あっ、でも北海道がやってる割引は使いたい💕』とお願いしておいたら、
用意してくれたお部屋は、露天ぶろ付きの客室でした😮


ホテルの部屋に露天風呂が付いているところに泊るなんて、塩崎家始まって以来の”豪遊”でございます。
使ってみたけど、これはイイねぇ。
もう大浴場いかなくってもいいや!ってぐらい快適で、次女は『次、いつ来るの?』と言っております(笑)

ありがとう、S口さん!

MINAMATA

先週のブログで「釧路まで映画見に行ってきた」と書きましたが、釧路は近いってことでブログが終わってしまい😅、何の映画見たか書いてなかったですねぇ‥

見てきたのは「MINAMATA」という映画。
公式HPはこちら→https://longride.jp/minamata/
ユージン・スミスという写真家と水俣の物語です。

制作・主演はジョニー・デップ。
えっ、あのお調子者のスパロウ船長の演じた人じゃん(笑)
だいぶ趣が違ってビックリ!でございます。

昔このブログ内の「how to make せんべぇ」というカテゴリーの中で一度書いたことですが、自分は映画の舞台となった時代の15年ぐらい後に、しばらく水俣で暮らしたことがあります。お世話になっていたのが水俣病の患者さんを支援している財団だったので、劇中で真田広之が演じてる人のモデルの人にもお会いしたことがあり、どんな風に描かれてるのかなぁ?という気持ちで見に行ったのですが‥

泣いた。
鬼滅の煉獄さんの時より泣いた。

おそらく水俣にいた35年前なら泣かなかったろうけど、親になった今だから感じられることもあって、泣いてしまいました💧

水俣病については人に語る知識もなければ気分にもなれないし、自分の中ですら消化しきれていないです。
でも、お客さんから若干ぼったくり気味にお金をもらってw、「ブラックペアレント」と呼ばれるほどヘルパーさんを搾取してww、お金儲けに邁進しているワタクシにとって水俣での思い出は、自分の在り方のバランスを取る意味で大切な忘れられない過去の一つなのです。

と、まあこんな訳で釧路までお出かけしてきました。

意外に近いな、釧路

今週の日曜日、アーチ橋めぐりツアーが終わってから見たい映画があって釧路まで行ってきました。

帯広で上映してくれればいいのに、やってないもんだから釧路まで片道120km以上走んなきゃなりません。「めんどくせーなー」と思いつつ出発しましたが、走ってみると意外に近いね、釧路。
ルートは本別町を経由して、浦幌ICから(無料の)高速道路を使って最寄りの阿寒ICまで、そこから釧路の市街までは25㎞ぐらいです。流れに乗って走ると約2時間でただりつけました。というわけで、旭川より早いんだ!とビックリした次第です。

釧路空港ならもう少し近いから、たぶん1時間50分ぐらいでいけそう。これなら帯広空港からぬかびらに来るのとさほど変わらない時間です。とはいえ釧路空港の駐車場は有料だから、うちが利用することはあまりなさそうだけど、本州から飛行機で来てレンタカーでぬかびらに来るお客さんには釧路空港inも有効な選択肢ですねぇ。
またLCCのPeach便に接続して、帯広行の連絡バス(スイーツライナー)も運行されています。これを使えば関西から糠平に来るのも千歳空港と同等ぐらいの便利さです。ちょっと裏技的な感じで面白いよ~。

という事で午後から日帰り釧路でしたが、せっかく来たのでお土産を買ってきました。

タカナシ乳業の牛乳。
自分は学生のころ浜中町の牧場でアルバイトしたことがあるのですが、そこ地区の生乳で作っている牛乳です。
当時牧場のおじさんに、「この牛乳は飛行機で東京に出荷してるんだ。その分高いけど売れてるみたいだよ」と、嬉しそうに教えてもらった記憶があります。
パッケージもその頃とあまり変わっていないような気がして、懐かしくて買ってしまいました。

というわけで半日弱だけど、久々の一人旅を楽しんでまいりました。目的である映画のお話は、また次の機会に書きま~す。

貴重な本をいただく

昨日のことです。
近所の方から「断捨離していたら出てきたから、これあげる」と、2冊の本をいただきました。


北海道ユースホステル協会が編集した、道内のガイドブック。1970年発行。
うちが始めた頃の「なまら蝦夷」や、俺が旅行していた頃出ていた「とらべるまんの北海道」と同じ系統の本です。
というか、その源流に当たるのかな?手書きの地図で見どころが紹介されています。こんなちゃんとした本を出すなんて、北海道のユースが元気いっぱいだったのがよくわかります。
ちなみに然別湖はしっかり地図入りで出てるけど、糠平は然別へ行く時の乗り換え場所としてしか出てこない😢


もう一冊は全国の公共的な宿情報がまとめられた本。1967年発行。でも表記は68年版???
似たような本は、私が中高生の頃ブルーガイドっていうシリーズで見た記憶があるけど、こちらは金園社という所から出されているので、別なのかなぁ?

道内のユースホステルの一覧も載っていてます。
ちなみにうちの周辺では、糠平温泉に泉翠館、幌加温泉にホロカ温泉、然別湖に然別湖湖畔、山田温泉と4軒もあったようです。
糠平の泉翠館は、糠平舘観光ホテルさんの駐車場人なってる辺りにあったと聞いています。浴室だけは自分が糠平に来たころまで残っていたけど、数年で取り壊されちゃいました。今思えば入っておけばよかったなぁ‥

そして意外なところでは、十勝川温泉の第一ホテルもユースだったんですね。現在十勝川温泉を代表するホテルとしては、ユースだったことは黒歴史になるかな?その辺のところは、第一ホテルのスタッフやってる元ヘルさんに今度会ったら聞いてみます。

ある種のテロ

宿の二階にマンガや北海道の書籍を置いている談話コーナーがあります。
昔からここで”知らないうちに本が増えている”現象が起こるのですが‥

先月気がついたら、「NARUTO」の分厚いのが24巻ある!
どこのお客さんが寄贈してくれたのか分かりませんが、これだけで小さめの段ボール1箱分はあるよ~。

その「NARUTO」、うちの奥さんが読み始めちゃった😱
「忍者の話はねぇ」とか「まだハマっていない」とか、ゴニョゴニョ言ってるけど…
マンガが好きだから、きっと寸暇を惜しんで読むぞ(笑)

すでに寝る部屋には、第一巻がセットされております。

あ~、ヘルパーえりちゃんが明日帰っちゃうのに!
緊急事態が明けたから、先月後半よりもむしろ今月上旬の方がお客さの多いのに!!

この時期にマンガを増やすなんて、これはもうある種のテロ行為でございます(笑)
などといろいろ書きましたが、まんがを寄贈してくださった方ありがとう❣俺も休館になったらのんびり読みま~す。