久しぶりの一人旅 その②

4/19のブログの続きです。

羽田空港に泊まった翌朝は、もちろん飛行機に乗って西へ。

小学校から地図帳を見るのが好きだった俺には、飛行機から見下ろす風景が大好きです。特にいつもと違う空路なら、なおさら楽しい

まるで子供のように窓に張り付くこと約1時間半、鹿児島空港に着陸しました。
空港でレンタカーを借り、向かった先は

曽木の滝
滝の幅210m、落差12m。
その様相から「東洋のナイアガラ」と呼ばれている滝です。
ちなみに写っている左側にも水が流れています。

北海道は、雪解け水の流れる春先が一番水量が多くて滝の見ごろだけど、残念ながら南国・鹿児島は梅雨から夏にかけてが水量の多くて迫力ある時期らしい‥
それでもなかなかの迫力でした。

川の右岸には昔発電所があって、そこへ水を引く水路の遺構が残っていました。

素掘りのトンネルと石組みの水路跡が続く、ちょっと不思議な空間です。
そして一番奥には石で組んだ丸い穴が開いていました。さすが九州、“肥後の石工”という話を思い出しました。
これが曽木第一発電所の施設跡と言われているものです。

そしてこの滝の下流、鶴田ダムの中には、

レンガ造りの廃墟が半分湖に沈んでいます。
こちらは曽木第二発電所の発電施設だった建物で、2021年7月の豪雨までは、画像中央部にもレンガの壁が残っていたそうです。
う~ん、残っているときに見たかったなぁ😿

つまりに何が言いたいかというと‥
「タウシュベツ川橋梁もいつかは壊れるから、早く見に来ましょうついでにうちに泊まりましょう』ということです(笑)

曽木の滝周辺を楽しんだ後は、伊佐市に移動して”また”鉄道ファンとして廃線跡巡り活動。


旧国鉄山野線の薩摩布計駅跡。
北海道に住んでいる身には信じられないような狭い県道を走り、何とかたどり着きました。
ここは昔鉄道に乗って一回、50ccのバイクで一回来たことがあったけど、かつての様子は思い出せません。さすがに月日が経ちすぎたか‥

予定ではそのまま山野線に沿って峠越えをするつもりでしたが、災害で通行止め。仕方なく今来た道を戻り国道268号線を使って熊本県へ。

続く‥

“久しぶりの一人旅 その②” への2件の返信

  1. ご存知でしょうが、その「曽木の滝発電所」が、チッソ(株) の創業者「野口遵(のぐち したがう)」が最初に創った発電所です。
     余った電気を水俣の工場に送ります。要するに水俣病に関連する施設なのです。
     でも豊富な水量に目をつけ、ダム式ではない流下式発電で、環境に優しい!
     

    1. 水俣でヨシナガさんにお世話になっていた頃、発電所と水俣の関係を資料で読んで知りました。
      そして駅のそばの「曽木の滝」とかいう飲食店さんでキビナゴを食べたことも覚えてます。確かお店に滝の写真が飾ってあったような気がします。
      見たいなぁと思ってたけどあの当時は曽木の滝に行けなかったので、今回で長年の宿題解決です。

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