さてこのコーナーも4回目。高校3年になったころからのお話です。前回書いたように、国鉄就職を目指していたせんべぇでしたが、当時の国鉄は赤字問題で大変な状況でした。そして7月。“今年から高卒は採用しない”だとーーーー あまりに突然で、どうしたもんでしょ 『国鉄にこの身を一生捧げてやる~』というこっちの都合なんか当然考慮されることもなく、ちょっと茫然自失になりました。
でも、採用しないって言ってるんだからしょうがなく、じゃあ、国鉄に就職している大学に進学しようということに。川崎市多摩区にある、丘の上の大学に何とか合格でき、毎日片道2時間、しかも登山体験付きの通学が始まりました。
でも、採用しないって言ってるんだからしょうがなく、じゃあ、国鉄に就職している大学に進学しようということに。川崎市多摩区にある、丘の上の大学に何とか合格でき、毎日片道2時間、しかも登山体験付きの通学が始まりました。
そして最初の夏休み。以前から興味があった牧場のバイトをしようと北海道へ。道東・浜中にあったユースで紹介され40日の酪農体験をしました。(場所は“だいたい”下図の所)
“あこがれの”牛を前にカッコつける19歳の俺
が、しかし、腕力がなくって農家さんに笑われどうしでした…
こんな俺でも面倒見てくれたK牧場さん、今でも感謝しています。
この時の経験がきっかけで、趣味の対象が一気に鉄道から北海道へ。『えっ、なにそれ!国鉄に殉じるじゃなかったの』というもっともな突っ込みはご遠慮ください。すいません、あれは若気の至りでした