ホテル時代

 トマムの民宿には1991年12月から1993年3月までお世話になりました。実際に働いてみて、とりあえず宿泊業が嫌いではないようなので、目標に向けさらに進むことになります。宿の仕事で基本は、接客、調理、経理(経営)だなぁと思い、その中で経理的なことは専門の人に任せた方が効率よさそうと判断して、接客と調理の勉強をする事にしました。
 仕事を探しに帯広の職安に行くと、十勝川温泉の『湯元グランドホテル雨宮館』というところを紹介してくれ、こちらで、1993年4月からフロント係として働くことになりました。

当時の十勝川温泉街

 うちのお馴染さんやスタッフからすると、『え~、寝癖のままでお客さんの前に出るような奴にホテルのフロントが務まるのか』 と驚かれそうですが、大丈夫、さすがに当時はちゃんと寝癖を直してから出て行きました。寝癖OKになったのは、やはり自分の宿だから。まあ、“宿主がこのくらいゆるいと、お客さまも気楽に過ごせるでしょ”と、開き直ってみるワタクシです。

 で肝心の仕事の方はというと、たぶん、自分には向いている仕事ですね。今まで工場や営業、事務、民宿での調理補助と比較的いろんな分野の仕事をしてきたけど、仕事そのものは一番楽しくできました。でも、まあこの仕事で一生喰う予定ではなかったので、調理の勉強ができるところを探して、勤めて半年後の1993年9月までで辞めてしまいました。
 そんなお世話になった雨宮館ですが、去年倒産してしまったですねぇ 十勝川温泉のメインストリートにあるから、閉じたままだと他のお宿さんにもダメージがあって気の毒。誰か買い取って復活するといいですね。と言う前に、ぬかびら温泉も同じ状況でした お金が余っている人は十勝川の前にこっちに投資してくださ~い!


やま (2010年06月11日 08時59分)
ぬかびらYH別館オープンなんてどうですか・・・

せんべぇ(2010年06月12日 00時06分)
 雨宮館、客室数80以上あったと思います。ユースの総客室数8室を埋められない私にはおこがましいかと。
 それに、どうせ別館を作るなら暖かいところが良いなぁ 夏はぬかびら、冬は沖縄なんて、暮らしたら楽しそう(笑)

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