自分の知人が本を出しました。
『一年間のボランティア』という題名で、(社)日本青年奉仕協会という、ちょっとこっぱずかしいような名前の団体がやっている、長期のボランティア企画に参加した人達のその後をインタビューしたものです。
自分も大学時代に休学して参加、熊本県の水俣市に約一年行っていました。
水俣病患者さんの支援団体に住み込んで暮らしながら、水俣病関係の資料集めるのが主な作業でした。が、患者さんと一緒にラーメン食いに行ったり、県庁での会談に付いて行かせてもらったり、と珍しい体験もさせてもらいました。
もし参加していなかったら、きっと糠平温泉に来て宿屋をやることはなかったでしょうから、振り返ってみれば得難い体験だったのでしょう。
2年ほど前に著者である三原さんがわざわざ訪ねてきてくれて、水俣から今に至る経過をインタビューされました。
「いづれ本にまとめたい」と聞いていたので、素直におめでとうと言いたいです。
自分のページは恥ずかしくて読めないけど
当時はほかの参加者たちから“坊や”扱いされていて、なんでかなぁ?
と不思議でしたが、この本を読んでその理由が少しわかったような気がします。
私は学生でなんとなく参加したクチでしたが、ほかの皆さんは社会人やっていて結構考えていたんだ…
参加後4半世紀過ぎて気づくのも遅すぎるけどね。
自分には面白かったけど、まあハッキリ言って売れる本ではないと思います。
なので、全国の図書館関係の皆様、図書購入費が余っていたら買ってあげて下さいね~。
『はる書房』という所から出ています。アマゾンでも買える”らしい”です。
- 果哉屋 (2009年05月15日 21時28分)
- これは面白そうな話ですね。
さっそく本屋さんで探して見ます。
ダメならアマゾンがありますしね。
せんべいさんの宿でも読めるのかしら・・・
- せんべぇ(2009年05月16日 10時43分)
- 果哉屋さま
コメントありがとうございます。
著者がまだ20代の若者なので、応援したくてブログに書きました。
ちなみに、アマゾンで探してみたら売っていました。
さすがアマゾン。よろしければ注文してあげてください。
うちにも1冊送られてきたけど、宿ではなく私の本棚の奥にしまっちゃいました。ご希望があれば出してきます。
- nacky (2009年05月16日 00時47分)
- こんばんは。
上士幌図書館にリクエスト出してみたら、いかがでしょうか?
きっと社会的に興味深そうな本なので置いてもらえるかと思いますよ。
ベストセラーになれば、必ずおいてはもらえますが。
- せんべぇ(2009年05月16日 10時53分)
- nacky さま
そうですねぇ…
でも自分から言うのはなずかしいような
上士幌じゃなくっていいいから、nackyさんの地元の図書館にでいいから、リクエストしてあげてください。